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【アンサンブル】セッション的楽器別性格診断!?

「セッションどころか楽器自体も初心者なのですが、
 どの楽器を始めればいいですか?」

こういう質問を最近よく受けます。

こたえは簡単で、
「お好きな楽器でどうぞ!」(元も子もない。笑)

でも、この後のやりとりで
面白い傾向があるので書き留めておきます。

セッションを見学している姿を見ていると、
面白いことにその質問を聞かれる前に、
なんとなくどの楽器が好きなのか分かることがあります。

どうしてかというと、
『リズムに反応する人と、メロディに反応する人は
顕著に体の動きに違いが現れるから。』

そして、
『ハーモニーに反応する人と、
ストーリー展開に反応する人は
目線の動きに顕著に違いが表れるから。』

例えばライブに行って、
ギタリストとボーカリストがフロントに立つと、
普通はボーカリストに視線が集まるのに、
ある一部の人はずっとギタリストを凝視している。

話を聞くと案の定同じギタープレイヤ―だった!
なんて落ちがありますよね!?

こんな感じで、
同じライブ、同じバンドアンサンブルを見ても、
人の趣向、性格によって見ている場所が違うのです。

そして、セッションを見ていて、
まず大きな違いが表れるのが、
『リズムとメロディ』

上達してくると、
もちろん両方に反応し始めるのですが、
初心者であればあるほど、
どちらか片方に強力に反応する人が大半です。

本質的にリズム好きの人は、
常に体を揺らしてセッションを聞いています。
そして、目線はいわゆるドラムやベースといった
リズム隊に向かうことが多い。

本質的にメロディ好きの人は、
極端な例になると目の前で演奏しているのに、
目をつぶってアドリブで紡がれるメロディを
耳で追っていたりします。

もちろん、目を開くと、
管楽器やギターなどリード楽器に
目線が向かうことが多い。

こんな感じで、
まずは大まかにリズムかメロディかの
好みの違いによって、
リード楽系が伴奏楽器系かの趣向が分かれます。


さらにおおきな違いが表れるのが、
「ハーモニーとストーリー展開」

これも、もちろん上達してくると
両方に反応し始めます。

が、本質的にハーモニーに興味が向かう人は、
バンド全体の雰囲気を聞きとっています。

一つ一つの楽器をじっくりきくというよりは、
BGMのようにそのサウンド全体から生まれる
雰囲気を体全体で聞き取ろうとしています。

そういう人は、
目線が意外と広範囲に散らばっています。

また、本質的にストーリー展開に興味が向かう人は、
リード楽器を中心にした丁々発止のやり取りや、
奇想天外な展開などに心奪われます。

そういう人は、
目線が意外とリード楽器や
ソロを取っている楽器中心になっています。


というわけで、
1リズム好きでハーモニー好きはベース。
2リズム好きでストーリー展開好きはドラム。
3メロディ好きでハーモニー好きはギターやピアノ。
4メロディ好きでストーリー展開好きはボーカルや管楽器。

という、大まかな傾向が出てくるのです!

もちろん100%当たるわけではないのですが、
ざっくりとこういう感じになります。

そして、もうお気づきのように、
こういう傾向というのは、
個々人の性格から大いに来ています!

リードの上手いフロントマンになる人と、
伴奏の上手いサイドマンになる人には、
明らかに性格の傾向ありますよね!?

こうやって考えていくと、
セッションでのバンドアンサンブルは社会の縮図!

アンサンブルには全てのパートが必要で、
ということは、いろいろな性格の人がいて、
多様性に溢れた方が自然だし、面白い!!

なんていう、それこそ本質的なことを、
参加者の皆さんに教えてもらう僕なのでした。

さて、あなたはどんな傾向でどの楽器好きですか?
話のネタに、是非考えてみてくださいね。

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