ジャムセッション専門の音楽教室

【Water melon man】ギター編アドリブ攻略法 3/5

その3「バッキングの盛り上げパターンについて」

その１「全体の構成について」、その２「バッキングの基本パターンについて」

バッキングの場合、押さえ方や演奏パターンに意識がいきがちですが
実は一番大事なポイントになってくるのは

【ストーリー展開！】

です。

ちゃんと周りを聞きあっていて、
反応しあっているセッションならば、
アドリブソロは自然と盛り上がって行きます。

逆に、一定のテンションでいる事の方が珍しい！

なので、バッキングを受け持つ方に回った時には、
「盛りあがりのストーリー展開」
にしっかりと対応する必要が出てくるのです。

でも、難しく考えることはありません！

もちろん、上級者になればなるほど、
奇想天外で、何段階にも渡ったストーリー展開をしていきます。

が、まずはシンプルに

『2段階の落ち着きと盛り上がりのストーリー展開のみでOK!』

ソリストの展開に合わせて、
まずは一段階、盛り上がりパターンで反応できれば、
十分セッションは盛り上がるし、楽しめます！

また、その際に、
「コーラス単位」を意識することもポイントです。
(コーラスとは歌の1番などのような大きな曲のまとまりの事。)

ウォーターメロンマンは、
「16小節で1コーラス」なので、
途中で大きくストーリー展開することはほとんどありません。

必ず16小節の単位で盛り上がったり、落ち着いたりします。

なので、このコーラスをしっかり意識して、
バッキングパターンを切り替えていくことが
自然なアドリブに聞こえるために重要なポイントとなります。

まずはこの辺りを意識して、
是非ソリストの盛り上がりをガッチリサポートできる
バッキングプレイヤ―を目指してみて下さいね！