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アンサンブルはソリストが王様!6~ソリストVSサックス

ソリストが大様シリーズ第6弾!
今回はソリストとサックスプレイヤーの立ち位置について解説します。

基本的に単音楽器で、リードをとるために生まれてきたようなサックス。

管楽器が別のソリストがいた場合に、
どういったアプローチをすれば、いいバッキングになるのかというと、

その答えは簡単!

「サックスプレイヤーがソリストのバッキングをするときは、
 1音量を絶対にソリストの半分以下にすることと、フレーズの隙間を読むこと!」

サックスというのは、
楽器の中でも一番声に近いといわれることもあります。

サックスに限らず、
管楽器全般というのは、それこそ歌を歌うように、
人間が息を吹き込んで音を鳴らす訳ですから、
考えてみれば当たり前かもしれません。

が、これをアンサンブルの視点から見てみると、

「音色の時点で存在感が際立ってしまうということ!」

そう、あまりに音色が深く、太いために、
他の弦楽器や鍵盤楽器と比べると、
その音色だけで、アンサンブルの中で目立ってしまうのです!

なので、ソロをとる時は問題ないのですが、
誰か他の楽器プレイヤーがソロをとっているバックで
何かを入れようとすると、かなり音量とタイミングに気を付けないと、
ソリストを食ってしまうことになります。

なので、イメージとしては、
「ソリストの音量の半分くらいを常に意識すること」

弦楽器などだと、7,8割位の音量を意識すると
ちょうど邪魔をせず溶け合うのですが、
サックスなど管楽器はもっと小さくしないとバランスが取れません!

本当に半分位、自分では小さすぎるんじゃないかな!?
位の音量でアンサンブル的にはちょうどいい感じのバッキングになっています。

また、そのバッキングを入れるタイミングも重要。

やはり、ソリストと被ってしまうと音色的に勝ってしまうので、
ソリストの呼吸を読み、フレーズの隙間に
上手くオブリガート(合いの手)を入れなければいけません。

ソリストの半分くらいの音量と、フレーズの隙間の読み!

この二つが揃った時、
リード専門のサックスもバンドの厚みをサポートできる
最高のバッキング楽器となれるのです。

サックスプレイヤーの方は意識してみてくださいね。

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