【Water melon man】ギター編アドリブ攻略法 5/5
【Water melon man】ギター編アドリブ攻略法 5/5
その5「アドリブソロのストーリー展開について」
その1「全体の構成について」、その2「バッキングの基本パターンについて」、その3「バッキングの盛り上げパターンについて」、その4「アドリブソロの音使いについて」
セッションの時、アドリブソロをする人に、
周りのメンバーが一番求めているものは何だと思いますか?
実は、
カッコいいリズムでも、
目の覚めるようなテクニックでも、
高度な音楽理論に裏打ちされたフレージングでも無いのです。
なんと、
【分かりやすい盛り上がりのストーリー展開】
を求めているのです!
ソリストが分かりやすくソロを盛り上げてくれれば、
安心してバックもテンションを上げてそれに反応できます。
ところが、初めから飛ばしすぎたり、
ずっと同じテンションでアドリブされてしまうと、
バックは反応のしようが無いのです…。
そして、楽器での会話であるジャムセッションでは、
これほどつまらない状況もありません!
ですので、ギターソロが回ってきたときには、
何よりもストーリー展開を意識してアドリブしてもらえたら、
きっと楽しいセッションに繋がりやすいと思います!
具体的には、ウォーターメロンマンならば、
「16小節で一区切り」にできているので、
この区切り、専門用語で「コーラス」の単位を上手く使う事が
最大のコツになってきます。
要するに、2コーラスでソロをとる場合
【前半の16小節は抑えて、後半の16小節は盛り上げる!】
という、単純明快なストーリー展開です。
この時、盛り上げというと、
バリバリのテクニックを披露しないといけない!
なんて無意識に思ってしまう人が多いです。
が、実際のところはシンプルな方が伝わりやすかったりします。
具体的には、
「音域をオクターブ上に上げるだけで
十分ソロが盛り上がったように感じられます!」
まずはこの辺りから試していくのをおススメします。
さらに、この曲は「ブレイク」と呼ばれる、
バックのメンバーが一斉に止まって
ソリストのみになる瞬間が演出されています。
「「ブレイク」の瞬間から、オクターブ上に上がる」と
さらに分かりやすく盛り上がりのストーリー展開が伝わると思います!
是非参考にしてみて下さいね!

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