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グルーヴのコツ8~メトロノームは捨てよう!?

グルーヴのコツについて
バンドアンサンブルの視点で解説している最近のシリーズ。

今回は8回目にして大胆なコツのご紹介です!

そのコツとは「メトロノームを捨てよう!?」

いきなりな発言ですが、
今回はこの真意についてわかりやすく解説していきます。

冒頭から暴言を吐いてしまいましたが、
もちろん本当にせっかく買ったメトロノームを捨てたりはしないでください。(笑)

ちょっと大げさな表現をしてしまいましたが、
その理由はこんな感じなのです。

「初心者がメトロノーム練習をやると、
 生の人間とやる時に周りに合わせることが難しくなるから!」

メトロノームというのは、
言ってみれば神様のように正確なリズムを持っています。

もちろん、これに合わせられることは、
セッション上級者にはとても大事なことです。

なので、メトロノームでの練習を全否定する意図はもちろんありません。

が、こと初心者に限っては、
メトロノームを盲信しすぎると痛い目にあう確率が非常に高いのです!

なぜかというと、
アンサンブルになったときに周りが聞こえなくなり
人間が出す独特の揺れるビートについていくことができなくなるから。

グルーヴと言い換えてもいいですが、
この人間同士が集まったときに出す、いい意味でのリズムの揺れは、
しっかり周りを聞きながらプレイしないと合わせることは不可能。

でも、メトロノームのイメージが強すぎる人は、
この揺れに対応することができません。

なので、一番正確なリズムを出していたとしても、
逆に浮いてしまって、アンサンブル全体で見るとカッコよく映りません。

そこで、まずはメトロノームではなく、
生身の人間がだすビートを良く聞き、
それと調和するようにグルーヴさせる感覚を養うべきなのです!

そのうえで、自分の頭の中に、
自然とドラムやベースやその他バッキングの音が鳴り始めたらこっちのもの。

その時初めてメトロノームを鳴らしてみてください。

すると、クリックの音しか鳴っていないハズなのに、
あなたの頭の中には、まるでフルバンドが演奏しているかのような
疑似サウンドが聞こえてくるはず。

この状態になれば、
メトロノームで練習すればするほど、
リズム感は良くなるし、グルーヴも鍛えられるようになります!

初心者は、まずはかっちりのメトロノームより、
生身の人間とシンプルなセッションを重ねることが、
最大のグルーヴのコツなのでした。

是非覚えておいてくださいね。

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