プロフィール

斉藤彰広
斉藤彰広
ジャムセッションを日本の文化に!が合言葉のジャムセッション伝道師!

ブログ

これだからジャムはやめられない!!これだからジャムはやめられない!!
ジャムセッション解説ブログ!様々な動画を元にジャムのコツを大公開!

セッションの前に確認するべきこと2~キメ

毎回バンドアンサンブルの視点から、
セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回は、シリーズものの第2回!

忘れがちだけど、忘れてしまうとかなり痛い目にあってしまう
セッションの大事なポイント「事前確認」について解説していきます。

特に、その場でパッと音楽が始まる即興のジャムセッション。
そんな時、事前確認すべきことの一つに「キメの確認!」があります。

「キメ」とは、
曲中に出てくる【バンド全体が同じリズムやメロディを合わせる部分】
のことをいいます。

いくらアドリブが身上のジャムセッションとはいっても、
曲中に設定されている「キメ」はやはり守らねばなりません。
(というか、それを守らないとその曲にならないアレンジが多い!)

そこで、大抵の譜面にはそのキメ部分がバッチリ書いてあるのですが、
これを事前確認しておくことを強く癖づけてみてください。

なぜなら、
「キメ部分が曲中のどこに出てくるのか?を全員で把握する必要があるから。」
そして、
「16分音符の裏など、ずれやすいところを確認しておく必要があるから。」

おもに上記の2つの理由から大事になります。

まず、良くあるダメな確認なのですが、
『キメの細部を何とか予習しようとして、譜面との格闘に躍起になってしまう!』

気持ちはわかるのですが、
これをやってしまうと、もっと大事な全体の構成が把握できなるなるし、
何より、せっかく事前確認しているセッションリーダーの話が
耳に入ってきません!

キメの部分をパッと確認して、
サラッと演奏できないような譜面だった場合は、
ちょっと演奏前に予習したくらいじゃ、どうせ正確に演奏できないので、(笑)
宿題にして持って帰ると決めて、潔く諦めましょう!

そんなことより大事なのは、
「そのキメが曲中のどこに出てくるのか?」という構成の把握です。

これがしっかりできていれば、
演奏中にアイコンタクトで「次全員でキメに行くよ!」
なんていうサポートのし合いができるようになります。

良くあるキメのミスは、
場所を間違えて、一人だけキメに入ってしまったりする「構成ミス」。

まずは事前確認でこのミスを防いでおきます。

さらに余裕があれば、
大抵のキメというのは16分音符の裏などの入った、
カッコいいけど、ちょっと複雑な譜割が使われています。

この細かいリズムというのは、
意外と人によって受け取り方が違っていたりする可能性が高い部分です。

なので、そういったキメの歌わせ方を事前に確認しておくと、
初見なのにバッチリ決まったキメを演奏することが可能になります!


という訳で、
事前確認すべきことの一つに「キメ」
を入れておくことを是非オススメ致します。

参考にしていただいて、
スムーズなセッションを楽しんでくださいね!

======================================================

記事の内容はいかがでしたか?
私たちFTJS!の他のページもどうぞご覧ください!

→ FTJS!ホームページ
→ FTJS!Twitter
→ FTJS!Facebookページ

======================================================

このブログについて

このブログはセッションサイト
FTJ schoolの企画です。

サイトメニュー

TWITTER


Facebookページ

「いいね!」を押すとFacebookページ内の特典が見られるようになります。

インストラクター







サイト運営者