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斉藤彰広
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【アンサンブル】セッションの前に確認するべきこと7~転調

毎回バンドアンサンブルの視点から、セッションのコツをお伝えしているこのブログ。

今回もシリーズもので続いている第6段!
セッションの前に確認するべきことの「転調編」です。

初心者にとってはまだまだ触れる機会の少ない転調。

しかし、上級者になればなるほど
この転調アレンジはアドリブでバンバン使われます。

今回はそんなアドリブセッション的転調のお話。

まず、「転調」の意味自体がわからない人のために、
少しだけ解説します。

「転調」とは読んで字のごとく「調を転がす(変える)こと」

「キーCの曲だけど、ボーカリストに合わせてキーFに転調しましょう!」
なんてやりとりで、実際の現場では使われます。

この転調、もともと転調が曲の中に仕込まれている場合がほとんどですが、
時たま、セッションでは特殊アレンジとして使われることがあります。

その使われ方には、大きく分けて2つあります。

1 ボーかリストの声域に合わせて、曲全体を転調させるアレンジ。
2 アドリブの最中に合図で転調を仕掛けるアレンジ。

1は分かりやすいと思います。
ボーカリストは楽器と比べて音楽として使える全体の音域がせまい傾向があり、
この狭い音域でも十分な表現ができるように、
事前に転調を提案することがあります。

ですので、「any key OK!」プレイヤーなんて呼ばれたりもしますが、
どんな曲も瞬時にどのキーにも転調できるというのは、
セッションの現場で重宝されるし、
ジャムマスターになるには必須の能力だったりします。

さらに2つ目の転調ですが、
これは完全にセッション的特殊アレンジです!

たとえば、曲の最後が何回か繰り返して終わるようなタイプの曲で、
その繰り返し一回につき、半音上に転調していくようなアレンジは、
意外と上級者の間ではよくあります。

また、コード一発でセッションするときなど、
飽きないように、合図で「短3度上に転調」など事前に決めておいて、
アドリブに変化をつけたりもします。

こんな風に、大きく分けると2つの形で
事前確認時に転調というアレンジが出てくるので、
決して聞き逃してはいけないポイントなのです!

特に、転調の事前確認を怠ると、
間違いなく音が外れて大変なことになります!(笑)

是非、事前確認するべきポイントとして覚えておいてくださいね。

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