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【セッション的練習法】リズム感強化にはタテノリとヨコノリのバランスが大事!?

前回の記事
ルーツミュージックとリズム感の関係!?」は

6ルーツミュージックを体得すれば、
途端にリズムが強力で柔軟になる!
というお話でした。


今回はこの理由を解説しようと思います!

では、なぜ
6ルーツミュージック体得がリズム強化の近道なのか?
それは

【タテノリとヨコノリのグルーヴを
 バランス良く体得できるのが6ルーツミュージック!】

だからです!


まず、「タテノリ」と「ヨコノリ」って何なのか?
という根本的な所から行きます!

よくロックのライブを見ていて、
観客全員が頭を振りながら、
タテに飛び跳ねて踊っている光景を見ることがあります。

1,2,3,4に合わせて、
体を一斉にタテに振り始めます!

このように、多くの人が、
タテに体を振ってリズムを取りやすい傾向から、
「タテノリのリズム」という呼称が生まれました。

逆に、ボサノバのライブを見ていると、
観客がゆっくりと体を横に振りながら、
気持ちよさそうに聞いている光景を目にします。

このゆったりと体を横に振って
リズムを取りやすい傾向から、
「ヨコノリのリズム」という呼称が生まれました。

「タテノリ」と「ヨコノリ」の違いとは、
まさにみたまんまで、
【リズムによって体を振りやすい方向の違い】

言われてみれば、誰でも
激しいロックを聞いている時と、
しっとりとボサノバを聞いている時では、
明らかに体のノリ方が違うはずです。

では、さらに一歩突っ込んで、
このほとんどの人が
自然と体のノリを使い分けてしまう
根源的理由はどこにあるのでしょうか!?

その答えは、

【タテノリは4拍子!ヨコノリは2拍子!】

この違いがノリの違いとして、
体の動かし方に影響してくるのです!

4拍子は基本中の基本で、
「1,2,3,4」が基本の歌い方のリズムです。

2拍子はテンポは同じでも、
リズムの感じ方が倍になり、少しゆったりの
「1,2,1,2」が基本の歌い方です。

まずは1,2,3,4と歌いながら、
足を4つ全部のタイミングで踏んでみて下さい。

どうですか?タテノリになりませんか??

そして、今度は1,2,1,2と歌いながら、
足を踏んでみて下さい。
その時、全て足を踏まずに、1の時だけ、
つまり4拍子の半分のタイミングで
足を踏んでみて下さい。

1,2,3,4の時は
4つ全て足を踏むのが自然な動き。

この時、上半身は自然とタテに振りたくなるはずです。

1,2,1,2の時は
半分のタイミングで足を踏むのが自然な動き。

この時、リズムが大きくなるので、
上半身は自然とヨコに振った方が
収まりがいいはずです。

このように、テンポは同じでも、
4拍子か2拍子かで全然グルーヴが変わってくるのです!

そして、6つのルーツミュージックを見てみると、
「ロック、ブルース、ファンク」はタテノリ系
「ジャズ、ボサノバ、ラテン」はヨコノリ系

と大きく分けられるのです!

もちろん大きく分けすぎているので、
演奏者や曲やアレンジによって、
例外は多々あります。

が、ほとんどはこの法則に当てはまります。

実際、
ロックな8ビートしか体得していなかったときに、
ボサノバでセッションしたら、
何か違和感を感じましたし、
一緒に演奏したプレイヤーからも
それを指摘された経験があります。

その後、2拍子のコツに気づき、
実践してみたら、凄くハマった感があり、
とてもいいセッションが展開できた経験があります。

また、面白いもので、
2拍子の大きいリズムが自然に体得できると、
ロックな8ビートをやっていても、
リズムを自由に解釈できる余裕が生まれ、
ロックサイドのプレイヤーたちにも
喜んでもらえた経験があります!

要は、
【グルーヴを身につけたかったら、
 タテノリとヨコノリを
 バランスよく体得することが大事!】

という結論が見えたのです!

そして、それを楽しみながら自然と身につけるには、
【6ルーツミュージックの体得!】

が一番早いし、簡単だし、楽しいのです!!

という訳で、
やはりセッションにて楽器での会話を楽しむには、
1ジャンル純粋主義ではなく、
オールジャンルでドカンとアドリブするのが一番!

というお話なのでした。


そういうわけで
6ルーツミュージックの
バランスのよい体得は
FTJSのカリキュラムでも重点をおいています。
(その詳しい説明はこちら


総じて、やはりリズムという要素は
非常に大事なことが浮き彫りになってきましたね。

そういえば、
「リズム隊が上手ければそれだけでカッコ良いバンド」なんて
昔から言われてますしね。

それでは今回はこの辺で!

FTJS!

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